こんにちは、てこです。
昨日ご紹介した晩ごはんのメインにした豚柳川、じつはある小説に出てくるごはんでした。
NHKでドラマ化されていたものを偶然見たことがきっかけで出会ったこの本は、読むとお腹がすき、また、大切な人のために丁寧にごはんを作ろう、と気合の入る本でもあり、何度も読み返してしまう大好きな本の一つです。
その中でも、お気に入りなのが、この豚柳川。
亡くなった妻の思い出の味、
簡単で、シンプルなのに美味しく、懐かしい味のするお料理です。
材料は豚肉とごぼう、三つ葉、クレソン、出汁と調味料と卵。
クレソンは手に入らないこともあるので、てこはその日冷蔵庫にある青菜を使ってアレンジしています。
そうすれば、お買い物に行かなくても、あるものでできちゃう!そんなお助けメニューです。
今回はほうれん草でした。
ほうれん草はアクのある野菜ですので、20秒ほどゆでて、あとはレシピ通りに。
フライパンや浅めのお鍋に順番に材料を入れていくだけで完成してしまうんです!

出汁のきいた、優しいお味です。
この、彼女のこんだて帖は短編小説集で、1つ1つのお話しは短いので、本を読むことになじみのない方にもオススメの本です。食べることが好きな方ならなおさら!
ただし、お腹のすいているときに読むのは厳禁!ですよ。
オリジナルレシピ付き舌も心も喜ぶ連作小説、本屋さんで見かけたら、手に取ってみてください!